BLSトレーニングのモチベーションを保つSNSの活用


 

BLS教育の難しいところは、せっかく学んでも実践できる機会はそれほどないことです。実践でのフィードバックがないため、臨場感ある改善事項が生まれず、意欲が下がり、学んだことを忘れてしまいます。学習の目的が明確であれば、モチベーションが保たれます。セルフイメージ・ソーシャルイメージ・理想的な社会への思いを整理することが有効です。特にソーシャルイメージを利用して、SNSで救命への関心が強い人物であると認識されることは、自然と高いモチベーションを維持してくれます。

 

希少な実践機会

人は本を読んで知識をつけても、そこで得た知識をすぐに実践しないと、内容は忘れてしまいます。さらに行動変容も伴いません。BLS教育で難しいところは、なかなか一般市民の方が生活をしていて、人が倒れている現場に出会わないことです。実践する機会がなければ、忘れてしまいます。

 

学習の3つの目的

なぜ学ぶのか?という目的を明確にすることが重要です。

そもそも本当に心肺蘇生法を身に付けたいのか?身に付けなければいけないのかを自分に納得させることが必要です。思考は書き出すことによって深まります。

下記の3点はモチベーションを高まりやすい代表的な3つの目的です。

・いざというときに周りの人を助けられるような人間でありたい (セルフイメージ)

・人を助けられる人間だと周りから思われていたい / 予想を裏切りたくない (ソーシャルイメージ)

・誰もが心肺蘇生スキルを備えた社会になって欲しい (社会への希望)

 

強力なソーシャルイメージ

 

上記の3つの目的は全てが絡み合っていることが多いです。そして、その中でも2点目のソーシャルイメージは強力です。

医療従事者の方のスキルが高いのは、トレーニングを受けていると言うのももちろんですが、「医療従事者なんだからある程度できるだろう」という社会の目があり、「ある程度できるようにしておかなければならない」という意識が芽生えます。その結果として、スキルが高まる側面もあるでしょう。

非医療従事者にとっては、定期的に講習会に参加していることをSNSでシェアすることは有効です。さらに、ブライデンのようにSNSでわかりやすい人形を手に入れて、シェアすることも効果があります。ソーシャルイメージが有効に働き、「最低限人に教えられるぐらいのスキルは常に保っておくようにしよう」というような気持ちになりやすくなります。

 

ブライデン 白色

ブライデン 赤色